庭メンテナンスのコツ

庭を美しく保つには?

毎日蒸し暑く、雨が続きます。

お変わりありませんか?

 

気圧や天気の変化もあり、気分がのらない日もあります。そんな時は今できる範囲で楽しめることを企画して、体を動かすようにしてます(^^)遊びに集中すると、仕事への集中力も高まります。

 

で、先日、友人と東福寺へ。とーっても暑い夏日でしたが、たくさん歩いて気分アップ。

ハスがとっても綺麗でした〜

6月下旬、東福寺で出会ったハス。近くで見ると意外と大きい!そして葉も蕾も美しい。
6月下旬、東福寺で出会ったハス。近くで見ると意外と大きい!そして葉も蕾も美しい。

 

さて、今回は

庭メンテナンスのコツを書き留めてみます。

 

時間と手入れの量について

庭を美しく保つには

素人の方にコツをお伝えする、とすれば、ただ一つ。

 

手入れしすぎないこと

 

え!と思われるかもしれまんせんが、

枯れ葉や花柄、雑草の掃除、見苦しくなった部分を取り除く、が基本です。

植物の成長スピードが早すぎて、他の植物を覆うようであれば、思い切りコンパクト剪定することもありますが、基本的には植物が太陽を求めて伸びる姿を活かすことが、庭を美しく保つコツ。

 

それでも、手に負えないほど生長しすぎる!という場合は、植物の種類、面積、大きさを少し変えるといいかもしれません。例えば、日当たりのいいお庭の芝生。綺麗に手入れされている芝は私も憧れの存在なのですが、暑い時期の刈り込み作業、雑草とりなどは、かなりの時間と労力が必要です。最初に手入れ可能な面積やプロに任せる場合のメンテナンス費を考えると、植えたあとも美しい状態を保つことができます。

 

そして、もうひとつ。庭を美しく快適なものに保つには、病害虫など、植物や人にとって不快感のあるものは駆除してください。面倒ですが、ちょっとした家事の合間(ゴミ捨てとか)や帰宅後の5分間だけ、植物を観察するとご自宅の庭の変化や元気度が分かるようになります。

 心の感度も上がるので、ちょっとした植物の変化(小さな花の発見とか紅葉のはじまりなど)を目にすると、時間とともに移ろう生き物全てが愛おしくなってくることでしょう。

 

植物や生き物という自然に向き合う時間は、自分の命と向き合う時間。そこには生産性や利便性、効率化といった価値では測れないものの存在、人と自然が作り出す美しさ、を感じると思います。この共鳴する、という感覚が私は好きです。

あなたはどんなことを感じ、どんな気持ちで庭と関わりたいですか?

 

少し話がそれましたが^^;

 

上記の2つ

・枯れ葉や花柄、雑草の掃除、見苦しくなった部分を取り除く

・病害虫など、植物や人にとって不快感のあるものは駆除

 

を実践するだけで庭は確実に美しく、持ち主にとっての理想にちかづきます。

そうなると、あなたはもうご自身の庭のプロ!

これは、お客様とお話しさせてもらうと、いつも感じることです。

 

ご自身ではもうお手上げ状態(;´Д`)。。という時は、

ためらわず、プロに甘えましょう〜

 

誰に相談していいかわからない〜という方は、よろしければ、私にご相談ください。

ご自身でできることとプロに依頼する部分を考えて、ご提案などさせていただきます。

東福寺にある重森三玲 作のお庭。本でみていたよりもスケールが遥かに大きく、重厚で威厳があります。気持ちがぴしっと引き締まる禅の庭に惹かれます。苔が美しく保たれているのは、この場所の自然環境と手入れの賜物。いいお庭は時空を超えて訴えてくるものがあります。
東福寺にある重森三玲 作のお庭。本でみていたよりもスケールが遥かに大きく、重厚で威厳があります。気持ちがぴしっと引き締まる禅の庭に惹かれます。苔が美しく保たれているのは、この場所の自然環境と手入れの賜物。いいお庭は時空を超えて訴えてくるものがあります。

天気が不安定ですが、みなさまどうぞご自愛ください♡

 

ガーデンデザイナー 宮森有子