人生の豊かさってなんだろう?
先日、映画「ロンドン、人生はじめます」(邦題)をDVDで観ました。
ダイアン・キートンとブレンダン・グリーソン主演の映画です。
高級住宅街のある、ハムステッドが舞台。
ハムステッド・ヒース(荒野)という広大な自然が残る公園がこの映画の見どころでもあります。
緑ある舞台を背景に、人生の豊かさってなんだろう?
と考えさせられる心温まる映画でした^^
実は、
昨年、この地を初めて散策し、
豊かな暮らしって何かを感じる機会に恵まれました。
今回はその時の散策を思い出しながらブログを書いています。
(散策の下調べの際に、この映画を知ったのです)
ハムステッド・ヒースは
歩いているだけで心が和む、地域住人たちの広大な庭、といった感じで、
きれいに手入れがされており、安心して散歩が楽しめます。
その時の写真がこれ↓
写真1枚めは地図を発見し、散策コースを確認中の友人^^
柵に囲まれた住宅街の公共の庭?でキングサリを初めて見て、
輝かしい色合いとスケールに感動しました。
平日の朝9時頃は、ほとんど人を見かけず、
鳥のさえずりと静寂がただよい、なんとも気持ちよかった。
1〜2時間ほど歩くと、
お散歩中のワンコと飼い主、そして池の水鳥に出会い・・
因みに、私達はハムステッド駅からフェントンハウス前を通り、
ハムステッド・ヒースの西から南東へ歩いたもよう
パーラメント・ヒル(ロンドンの名勝を一望できる高台)では
課外活動中?の小学生や観光客に出会いました!
散策途中では、管理中らしきパトロールカーにも遭遇^^
気持ちよく歩くことができるのは、
メンテナンスと安全があるからこそ、ですよね。
公園の維持管理の意識と自然を大切に想う気持ちをしっかり感じました。
私達、現代人の生活はとても便利でありがたいものだけれど、
それとともに大切にしていきたいものがあるとすれば、緑豊かな安心できる自然、
と実感できる素晴らしい時間でした。
人が生き物として時を刻む、という姿は今も昔も変わない。
人そのものが自然である、と感じる場所。
そこに身をおいた時に、ほ〜っとできる。
そういう身近で安心できる場所が、「庭」という空間だと最近思うようになりました。
頭をカラにして、自然の時間の流れに身をおくこと。
そんな空間を提案し、必要とする方に喜んでもらうことが
私の役割なんだ、と改めて思いました。
お客様が心から望むお庭を提案すべく、精進してまいりますので、
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
宮森有子